本読みは、楽しく英語を本から学ぶ以外にも
将来的に長文を読解するときに
苦にならないよう・・・という思惑があることを
書きました。
今日はもう一つの取り組みとその思惑を書こうと思います。
最近、日記を書く準備を整えています。
もちろん英語です。
何で日記?
英語でなんて、無理だろうし書けないだろう!
と思うかもしれません。
ですねえ。
今の時点ではそうかもしれません。
でも、書けるようになります。
いや、書けるようにします。笑
何で日記にしたか。
先日の英検指導で英作文を見たのですが・・・
実感したのは、英文は一長一短ではかけないということ。
慣れてないと難しいです。
特に
自分の意見を英語にするというのを苦手とする生徒は
かなり多いです。
これは、ただ単に経験不足なために
できないと思い込んでいることが大きな要因です。
ここを突破するには
書いて書いて書くしかない。
経験がなければ
経験を積めばいいのですよ。
日本語もそうです。
文章にすることを何度も練習させられましたよね?
英語も練習しないとだめです。
しかも、そこに自分の意思を乗せる練習をしていきます。
そこで一番手っ取り早いのは
日記だという結論に達しました。
これはある大人の生徒さんが
ご自身の英語の上達のために
何ができるかという質問に
私が答えたとき
たまたま、日本語で一言日記(3行ほどの日記)を書いていたため
これを英語にすればいいという話をしたことが
きっかけでした。
日記にすることの利点は
思い返してまた自分で読もうと思えること。
また、毎日少しずつ書くため
負担になりにくいこと。
過去形の練習になること。
工夫次第で膨らませることができることなど。
毎日書くというのがポイントです。
英語は毎日触れたほうがいい。
そこに、読みと書きが加われば鬼に金棒状態です。
英語を習っても
それを自分の言葉にして使わなければ
きちんと理解したことにはなりません。
自分の言葉として使うのは
話すことももちろんですが
書くことも含まれます。
なので、ここでは書くことで
言葉を自分のものにしていきます。
英語で日記を書くと
慣れてきたら英語で考える癖もつきやすいです。
しかも、必ず自分の意思や出来事がそこに反映されるような内容になります。
自分で考え、組み立て、自分の思うことを文字にする。
日記に書いたものは提出してもらい
文法的におかしいところなどは
先生にチェックしてもらいます。
間違えを確認し次の日記の文章は間違わないよう気を付ける。
これを繰り返します。
これが実力につながるのは
普通に考えてわかりますよね。。
自分の書いた英語の文章を
ネイティブの先生から添削してもらえることって
そうそうないです。
本来なら難しい英語関係のテストではこのレポートの添削に
結構な額を払うのですよ。
小さい子の書いた日記を、添削してくれるところはないですしね。笑
さて、やり方ですが・・
大人と中高校生(中級)は、いきなり2行から3行の文章を書いてもらいます。
ヒントになるものなどは多少お渡しする場合があるかもですが
基本、文章を生み出す苦しみを味わいましょう。
間違いながら前に進みます。
理由は大人のコースは教科書がすでに
自分の意思を言ったり、書いたりする内容になってるからです。
教科書で英語を書ける練習を何度もしてるはずなのです。
だから、授業でやったことを思い出しつつ
文章を生み出してみてください。
最初は苦しいでしょうが
何度もするうちに
どう表現したらいいか
自分なりの答えが見つかるはずです。
慣れてきたら少しだけ文章を広げていきましょう。
後で読んで、自分が楽しめる程度に書けたら上等ですよ。
小学生組は
段階別に難しくしていきます。
ステップ1
日付
何で日付と思うかもですが、
日本と並びが違うので
これ、とても勉強になるのです。
読み方も重要です。
書いたら読みましょう。。
海外にいって一番困るのはこの日付です。
知ってないととんでもない目にあいます。笑
ステップ2
天気。。。
天気を表すとき
必ず主語がITであることを勉強します。
そして、日記は過去形であることを理解します。
ステップ3
気持ちの表現
その日の気持ちを表現しましょう。
自分の気持ちを表現することはとても大事です。
英作でも使えますよ。
ステップ4
理由。
ステップ3で表現した気持ちがどうしてなのか・・
その理由を考えて書いてみよう。
ステップ5
出来事
ここで、日記らしくなってきます。
今日やった出来事を過去形で表現しましょう。
ステップ6
更に説明
書いた内容をもう少し掘り下げてみよう。
という感じで日記は段階を追って
日記らしく仕上がっていくようにします。
あまり長くならないような日記にして
続けることを目的とします。
自分を表現してみるというのは
案外難しいものです。
でも、これに慣れてくれば
そう難しくなくなるのも事実です。
週1の授業で全部をカバーするのは難しいので
こういう形をとりながら
少しずつ、読み書きができるよう
サポートしていくつもりです。
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